ADHDと診断されたわが子の成長

共働きの私たち夫婦の待望の赤ちゃんは3,600グラムを超える元気な男の子でした。

夜泣きやぐずったりすることがほとんどなく成長し、手のかからない子どもと思っていた長男は、保育園へ入ったころから落ち着きのなさが目立つようになり、お友達とトラブルになってしまうことが多々ありました。

4歳の時に産まれた妹にも手がかかることもあり、お兄ちゃんだけにかまってあげられる時間が少なかったのもいけなかったのかな思っていました。

そして迎えた小学校入学。一か月ほどが過ぎたころ、スクールカウンセラーの先生から親子ともどもお呼び出しがありました。

やはり心配していた通り、授業中に落ち着いて座っていることができないとのこと。カウンセラーと担任の先生と協議した結果、一度心理的なテストをしてみようということになり、結果は多動性と注意欠陥のADHD。

親としては認めたくない気持ちはあったものの、はっきりと言われるとどこか諦めの様な気持もあり、一度専門の病院へ診察に行くことになりました。

そこで聞いた話は薬で気持ちを落ち着かせる方法。

でもそれは副作用もあるとのこと。数か月薬を服用した結果、確かに授業中は静かに座れるようになっていき、心配した副作用はなかったものの、ぼーっとしていることが多くなっていきました。

今までうるさいぐらいに騒いでいた長男がテレビを見るでもなく座ってどこか一点を見つめている姿は、異様に思えました。

似たような男の子を持つ友人に相談したところ、やはり薬漬けみたいになってるのもかわいそうということになり、病院への通院を止めました。

学校での生活態度には不安もありましたが、周りのお友達が優しい子たちでよく理解してくれ、助けてくれることもあり、問題はあるものの普通クラスで過ごしています。

たった5分程度の診察と薬ではない、じっくりと本人の話を聞いて、遊びながら学べるカウンセリングスクールを教えてもらったのも大きかったです。

学校から紹介された公的機関のグループカウンセリングとは違い、1対1で担当の方が一時間ほど相手をしてくれ、親にもアドバイスをもらえる心療内科で、そこに通いだしてからの息子は今まで癇癪を起していた場面で我慢できるようになり、4年生になった今は、わがままな部分も多いですが、妹を大事にする頼れるお兄ちゃんになってきたように思います。

ADHDと診断されたわが子の成長